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生々しいアルバム

ヘソン初の日本語オリジナルアルバム"Find voice in song"
毎日くりかえし聴いてます。

発売からもうずいぶん日にちが経って
感想を待ってますと言ってくださる方もいらしてありがたい限りですが
何故だかアルバムから受ける感覚がなかなか言葉になって出てきませんでした。

大袈裟かもしれないけど"Find voice in song"はとても不思議なアルバムです。
その不思議と思う感覚すらどうにも言語化できない…。
けれど、そのぼんやりした輪郭だけ、このエントリで書いてみようかなと。。 .
.
ずばっといっちゃうと
アルバムから受けるインスピレーションはエントリのタイトル「生々しい」。

ヒジョーに生々しい
へそんがそこに「息づいてる」かんじ。
へそんがそこに、たしかに「生きてる」かんじ。


…なんじゃそりゃ?と思われるかも。
でもこのアルバムを聴いてあたしに浮かぶ感覚は
「へそんが(そこに)(たしかに)生きてる」この言葉がぴったりなかんじ、なのです。



今回の日本語アルバム、全編通して聴くと
ポップで明るめの曲調の比重が多めにも感じます。

ですが、ポップで軽い曲もあるのに、軽くない。
だからといって「重たい」とか「暗い」というのとも、違う。

「重さ」「軽さ」とか「上」「下」とかと違ったベクトルで
明るめの歌詞を歌ってても、深く、どこまでも深くしみ込む感覚。
人間の根源の、無意識の部分に深くしみ込む感じ。
…どんなかんじ?でも、そんなかんじ、としかいえないのさね。


たとえば以前も書いた「虹の向こう」の一フレーズ


       きれいな虹♪


…「きれい♪」と歌ってるのに、どこか哀しい感じがする。
そういう部分が随所にある。

その逆もある。哀しい歌詞なのに、温かい響きがしたり。
3集SIDE IIで例えるなら"Love Letter"がそれ。
あの歌は温かそうなのに、一転、どこかせつないかんじがする。


深く深く、情感にうったえる。
個々の持つ過去の経験、感情、それらによって聴こえ方はまた違うかも。

ヘソンは今回、日本語を理解しないまま歌っているのではなく、
歌詞の内容を理解した上で、
彼独特の感性によって咀嚼され生みだされた、
彼ならではの言葉(日本語であり、歌詞であり)の響かせ方なんだと思います。



先日のヘソン特集番組の中で
VINKがヘソンに問いかけた


   「音楽」か「言葉」かを選ぶなら


というくだりでは、
私はヘソン本人ではないけれど、こういうふうに感じた。
そして、あのスタジオに一緒にいて、発言を許されるならこう言ったかもしれない。
(そんなシチュエーションにならないから、っていうつっこみはこの際なしでお願い)


…VINKさん、言いたいことはわかるけど。
その理屈/理論でいうなら、たしかにあなたが「音楽」を「深めたい」のはわかるけど。

ヘソンの生業は「歌手」だから。「歌うこと」なのよ。
「音楽」か「言葉」かなんて、二者択一にはできない性質のもの。
ヘソンの「言葉」は「音楽」であり、ヘソンの「音楽」は「言葉」そのものでもある。
二つは表裏一体のもの。切り離せない。

だから彼は「言葉」にこだわる。なぜなら彼にとって「言葉」は「音楽」そのものだから。
韓国語で歌おうが、日本語で歌おうが、言語の違いは彼にとっては究極には関係ない。
「どれだけ聴き手の心に自分の歌をダイレクトに届けることができるか」なのだから。
そこに違和感のある発音(音)があると邪魔してしまう。「ダイレクトに届ける」そのものを。

「日本語」「韓国語」「~語」という「枠」が、
ヘソンが「聴き手」にダイレクトに届けたい、その世界を「邪魔」してはいけない。
だからこそ「日本人が歌っているかのように歌いたい」のよ。

ディレクターさん?アドバイザーの
「日本人のように100%歌うなんて無理」という意見。
わかるよ。一理あるよ。だけどそれは表層の一部。理屈なのよ。
勿論理屈は大切。商売の上では無視できないし、無視してはならない。
けど、ヘソンの発音する日本語の「発音(音)」が、
その歌を「届けたい」と願う日本人の耳に違和感をもって響くような邪魔をしてはならないの。


聴くほうは「そんなにこだわらなくても大丈夫。だって韓国には「つ」の発音がないから」
けんちゃな、けんちゃな、なファンもたくさんいるだろう。
何を隠そう、私だってそういうファンのひとりだ。
「つ」がちょっと「ちゅ」になっちゃうくらい、いいじゃないか。
でも、それはこっちの理論。

歌手という職業にとってファンサービスが一つの仕事であり、
歌手という職業は「お客」がいてこそはじめて成り立つものである以上、
「お客がよいならそれでよし」「お客のニーズあってのこと」と割り切るのも一理あり、
それは不可欠であることに変わりはないし、度外視できない。商売成り立たないもの。
だけどヘソンには「聴き手に伝えたい何か」が強くある。だからこそ「発音」に拘る。

「商売」だと、周りは言う。「つ」の発音がないから仕方ない、と、周りは言う。
ヘソンもそれはわかってるだろう。「頭の中では」

だけど、それでも譲れないものが彼にはある。
「商売だ」「大丈夫だ」周りが幾らそう言っても。

不器用で、ある意味、見ていて心配になる。痛々しくなる。
「もっと気楽に考えればいいのに」そう思う周りの人もたくさんいるだろう。


でも、彼が「そうであるからこそ」、私はこの人のファンであり続けるのかもしれない。
不器用さ、頑固さ、ひとりよがり、身勝手さ…
周りは大変だろう。理解するのも支えるのも。
こうして書き連ねると、なんだか欠点ばかり。

私は本人ではない。周りのスタッフでもない。
限りある数少ない情報からうかがい知ることしかできず、以上は憶測にすぎない。
でもすべてひっくるめて、物事は表裏一体、欠点でもあり、長所でもあるはずなのだ。
本人は、自分の欠点をよくわかっており、その上でまだコントロールできないと言う。
だからこそ彼のそういう「不足しているところ」を補完してくれるスタッフが不可欠。


ドキュメンタリーは、あくまでも「ドキュメンタリー」だ。
編集者がどこをどう編集しどの面をクローズアップしたいかによって、
伝わるものも変われば、視る側の印象も変わる。

素顔を垣間見せてくれる貴重なフィルムかもしれないけど、
違う面ばかり一方的にクローズアップされかねない危険性も兼ね備えている。


とどのつまり、
本人でもなく、彼の家族でもない周りのスタッフでもない、私のような一ファンには、
真実はわからないだろう。彼本人も、自分自身のことはわからないかもしれない。
だからこうもつらつら書き連ねることにどれだけの意味があるのか。ないだろうね。
それでも書いてる私。結局、彼の歌が好きなんだ。彼の表現する世界が好きだ。
シンプルに、それじゃいけないだろうか。。


"Find song in voie"を、何度も聴いた。



このアルバムが、ここまで丁寧に紡がれた音の作品が、とても愛おしくてたまらない。
彼の不器用さも。頑固なまでの細部へのこだわりも。商売と芸術のはざまでもがいてる姿も。

ヘソンが周りのスタッフに恵まれることを祈ります。
VINKさん、周りとヘソンとのクッションになってくれてありがとう。よき理解者。感謝。




ああ、こっぱずかしいことをダイレクトに書いた。


音楽から受ける感覚には正解はなく人それぞれ違うものだから
あーはいはい、sori27ってばヘソンの新譜聴いてこういう風に感じたのね。
こういう感じ方もあるのかもねーまあ仕方ないわね。
などと大きな心で流してやってくださると幸いです。


このようなこっぱずかしい戯言を多めに見つつ、
それでもおつきあいくださる方がもしいらっしゃれば…これからも、どうぞよろしこ。




このあと別の感想…曲の感想とかを、追記する、かも。
(はやければ、すぐ。もしかすると、ずいぶん後日。別エントリになる、かも。)


● COMMENT FORM ●

があこたん、よく書いてくれました。

ひとつだけ、


アドバイザーの方、VINKさんは知っているのかな?
タ行、ザ行の発音は、ただ出来ないっていうことだけでない。
赤ちゃん言葉のように日本人には聞こえるということ。
だから・・・
ヘソンが伝えたいものが
たった一音で、くすっと笑われてしまったら
わたしは、すごく悲しい。

だけどわからなくて出来ない人が、出来るようになるには
短い時間では無理よね。
だから、VINKさんもアドバイザーさんも
ああやって、なだめて励ましてくれたのかな~って
思ったりもして。

わたしもあの場にいたら
ああ言いくるめるのかな~とか思ったりしてね。

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Re: タイトルなし

bamuseたん、

こんにちは!
随分ご無沙汰してしまってすみません。。


> ヘソンが伝えたいものが
> たった一音で、くすっと笑われてしまったら
> わたしは、すごく悲しい。

そうですね。
「ちゅ」は赤ちゃんぽくきこえるし、
「ごじゃいます」などの、「ざ行」も。

かなり、努力の成果が見られると思うのですが。。

Re: タイトルなし

かぎこめDさま、

こんにちは。
たいへんご無沙汰してしまいました。。
諸事情あり、パソコンにまとまった時間向かえませんでした。
お返事が遅くなってしまって、ごめんなさい。

曲の感想も、書けないままでいて…
でも毎日アルバム聴いてますよ。
Dさまは、どうかな?

こちらの心情によって、
響きも違って伝わってくる、
音楽は不思議だと思います。。

ライブも決まりましたね。
生でどんなふうにあの歌を響かせてくれるのか、楽しみですね。

Re: 「音楽」か「言葉」か・・・

かぎこめ王さま、

たいへんご無沙汰してしまって、ごめんなさい。

> 不器用なくらい頑固な男。

そう。
ドキュメンタリーからもその姿が伝わってきましたね。。
本人は、はがゆい。
周りは、助言の方法を模索。

> 良くも悪くも「歌手」以外にはなれない男。

ほんとうに。
その不器用さが、心配でもある一方、愛しく思えて、なりません。

Re: ヘソンの自尊心・・・

かぎこめ「み…」さま

お返事が遅くなってしまって、ごめんなさい。
諸事情ありまして…すみません。

パソコンにまとまった時間向かい、
ゆっくり書けるときにしたかったため、
こんなにお返事を差し上げるまでに日数かかってしまいました。
そんな中、"Find voice in song"は、毎日聞いてました。


> 一言一言に魂が込められているのを本当に感じます・・・。

うん、本当に。
日本人でも、日本語の歌にこんなにも全身全霊ぶつけられるかどうか。


> 不器用

うん。
不器用だと自覚しながら、
不器用にしか突き進めない。
本人も周りははがゆいでしょうね。。

けれど、そんな彼の性質を理解した上で
作品づくりのサポートをしてくれるスタッフに恵まれること、
時間的に納得ゆくまで作品をとことん作れる機会に恵まれること。。

日本であっても、
なかなかそれら2条件に恵まれるのはむつかしいと思われますが、、
比較的、ヘソンの場合は、その点、恵まれているほうではないでしょうか。

これまで、マイペースに作品をリリースし続けてるように思えます。
周りが、ヘソンの歌の能力に期待をしているからこそ
そのようなペースでも実現できているように思います。

ライブも決まりましたね。
CD音源とはまた違った歌をどんなふうに響かせてくれるのか。。

Re: Jポップのへそんもいいかも。

かぎこめSさま、

こんにちは。
メールでは、ありがとうございました。
こちらのお返事がたいへん遅くなり、申し訳なく思っております。

「春の日」いいですか?
韓国でのへそんらしさが、日本語曲でも出ている曲ですね。
私も大好きです。どう表現したらよいかわからないくらい。

> ひとつひとつの言葉が丁寧に胸にしみます。
> それは発音がどうのという問題でなく、
> 言葉にこめたへそんの思いが伝わるからのような気がします。

鍵で頂いてるコメントなのに、
この部分を引用させていただいてしまい、ごめんなさい。
…まさに、ほんとうに、その通りだと思います。


> 日本の曲の素直な旋律のよさというのも感じました。

そうですね。

ヘソンがJ-POPの世界に飛び込んだ時に
彼らしさが失われてしまいはしないか凄く心配だったのですが、
このアルバムを聞いて、それは杞憂だったんだなと思いました。

日本語で全曲歌う初作品であったにも関わらず
今回のアルバムがへそんらしさを失わずに仕上がったのは、
本人の努力もさることながら、周りのスタッフ…

特に、VINKのアレンジャー/プロデューサー能力のおかげかもしれません。
VINKは、アルバムを通して聞きやすく仕上げる能力にたけているのだろうし、
なによりヘソンの性格をよく知った上でサポートしてくれる。

> 今から思うと、神話の日本アルバムは
> どうしてあんなにへそんに合っていなかったんでしょうね。・・

ほんとうに。
どうしてなんでしょうね。
神話としてリリースしたあの日本語アルバムでは、
ヘソンは喉が絞れてしまうような固い歌い方でしたが、
今回のアルバムでは見違えるように、柔らかい歌唱になりましたよね。

日本語については、
会話はさておき、歌に関しては、どれだけ努力したのか、はかりしれません。。


ライブも決まりましたね。
VINKさんも一緒に出るんだろうな。
彼との、オリジナルとは違うセッションが楽しみです。

Re: タイトルなし

かぎこめPさま、

お返事が大変遅くなってしまい、ごめんなさい。
諸事情ありまして、パソコンにまとまった時間向かえませんでした。

頂いたコメントへのお返事を書くには、
大袈裟に思われてしまうかもしれないけど、
おちついてまとまった時間とれないと、書けなくて。

頂いたら、あまり時間をおかずに返信するのがマナーかとも思う一方、
それが守れなくて、申し訳なく思います。。


> 感想待ってました^^

ありがとうございます、
随分、お待たせしてしまいました^^;

> 歌手って俳優よりは表現とかいらないとか思ってる時期もあったんだけれど、
> へそんを見てると”歌う”ってほんと奥が深いな~って思えます。

鍵で頂いてるコメントですが、
この部分を引用させていただきます、すみません。

「表現」…まさに、その通りと思います。。

> 韓国語で歌うへそんが好きだから日本語なんてと思ってたけど
 (中略)
> 歌い方も好きなんだな~ってつくづく思います。
> 息づかいとか間のとり方とか強弱とか

そう、それそれ!
そうなんです。
わびさび的っていうのかな

うまく表現できないんですけど、
ヘソンの歌から受けるインスピレーション…
「わびさび」的情感が、日本人にも共感しやすいというか。
そんな要素が彼の歌にはあるように前々から思ってて。

「間」を大切にする。
歌ってない時の「時間的空白」を大事にする。

書道の「(文字が書かれてない)空白を大事にする」と共通するというか。。
…わけわかりませんかね、ごめんなさい。。。


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