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序章

何から書こう
あのときあの場所に響いていた音について

こんな声だっただろうか


"거짓말이라도"での幕開け
正確には「幕は開いてなかった」
半透過性の「垂れ幕」が客席との間に一枚かまされている。

その幕越し、主役はひっそりと「むこうがわ」にあらわれた。



    
        歌ってる...



...あたりまえだ。


不思議な感覚に襲われた。

主役の発しているはずの「声」
その響きの発生源が曖昧なまま

包み込むようでもあり
無限に発散してゆくようでもあり
震えるようでもある、静かな響き

…眩暈のするような感覚。
一種独特の湿気を伴い、音が、身にまとわりつく。
脳のどこかを直接刺激する。ダイレクトに響いてくる。
この不思議な感覚は、連日の寝不足のせいだろうか。。。


震えるような心細さ、
寂しさと温かさと力強さを包括するこの不思議な声の持ち主の
一音一音、一言一言、歌詞の一語一語を噛み締めるかのように
ひとつひとつの音を聴衆へ届けたいという気持ちが痛いほど伝わってくる。



…これが、この人なのかもしれない。
意味もなく、そう思った。





この日の"거짓말이라도"は
アルバムでの響きとは違って聴こえ

クライマックスを歌いあげることはなく
ただひたひたと雫が零れ落ちるような心象風景を伴い
…うっかりしていると意識をぐーっと異空間へもってかれそうになる。


アレンジも違う
歌い手の表現も違う

アルバムでは優しさと力強さの同居するこの曲が
この日の舞台では、寂しさ、繊細さ、震えるような心細さ、哀しさが波のように伝わってきた。
ひたひたとたえまなく静かにおしよせる波。こんな表現方法もあるとは...


ひとつの歌にここまで魂ごとはいりこめること
ひとつの歌に全身全霊をかけ「表現したいこと」があるということ



…身震いがした。 鳥肌とはまた違う。



それこそが「この人」が歌手として存在する所以であり
脆さも危うさも全てひっくるめ、「この人」のライブに居合わせる醍醐味でもある。




ステージをみながらあらためて感じた。
この人にはほんとうに不思議な魅力がある。
多くの人がいうだろう。「なんだか危なっかしい」


「お金を払ってステージを見ながらはらはらする」なんて話、
他のミュージシャンに対して聞く機会はほとんどないように思う。


「11年歌手」といわれているのにもかかわらず
声は出るだろうか、ステージの最後までもつだろうか、
喉の調子が…なんて言い訳したら、ただじゃおかないから!


なぜかこの人のライブではこうして気を揉んでしまう。
そういう観客は、案外多いのではないだろうか。



この人のステージは、
音も声も喜怒哀楽も、存在そのものが「ライブ」。めちゃくちゃ生々しい。
と同時に、いい意味でも(そうでない意味でも)この人の「完成形」は未だに見えてこない。


未熟な分、伸びしろがあるのかもしれないとも期待させる。
ステージをみながら一種の失望を覚えたり、期待したりと、なにかと忙しい。

発展途上にあるのか、それとも完成形にほど近くあるのか
つかみどころがなく、糸がきれそうでいてきれない凧のように所在ない不思議な存在感。




ただ


この人の「声」は、なにものにもかえがたい至宝であること
この人の「歌」へかける信念、集中力、表現力は尋常じゃないこと


静かな迫力を感じる幕開けだった。





次エントリに続く

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Re: こんにちは。

かぎこめSさま^^

ようこそおこしくださいました!ありがとうございます~^^
レポがなかなか進まず、お待たせしてしまいすみませんでした。

> とにかく不思議な声です

同意。
声は楽器というけど、
そうだとするなら、いろいろな色を出せる楽器とおもいます。


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